相続登記の義務化は、相続によって引き継いだ土地や建物の所有者をきちんと登記簿に記録し、後のトラブルを防ぐことを目的としています。
たとえば、誰かが亡くなり家を相続した場合には、「この家は私が相続しました」と法務局に申請して、登記手続きを行う必要があります。これを「相続登記」と呼びます。
もし相続登記をしないまま放置してしまうと、将来その土地や建物の持ち主がわからなくなり、権利関係のトラブルが発生するおそれがあります。また、法律により、登記を怠った場合には過料（罰金）が科されることもあります。
そのため、相続が発生したらできるだけ早く登記を済ませ、安心して次の手続きに進めるようにしておくことが大切です。
